私が美容師になった理由。それは「自分自身が変わりたかったから。」

自己紹介

2022年5月に、神戸須磨新長田に30〜40代女性の為のマンツーマンプライベートサロン

hair&hands kico

をopen予定にしております、オーナースタイリストのsaoriです。

今日は、私が美容師になった理由をお話しようかなと思います。

独立する前に、

「私は、何で美容師になったんだろう?」

そう考えた時に、なりたかった理由あるあるでよくある、

昔から友達の髪をカットしたり、アレンジするのが好きで…とか

手先が元々器用だったし!とか

オシャレでカッコいいし、華やかそう!とか

え?女の子からモテるっしょ!←美容師なりたい男子あるあるw

そんなあるある理由は、私には1ミリたりともない爆

自分の髪をアレンジなどもしたことはなく、

友達の髪の毛を切るなんて、そんなことは考えたこともなく、

人前に出るなんてとんでもないw

いかにして目立たたないか?を意識し、コンプレックスの塊だった中高生時代←暗w

誰の事が好きだの嫌いだのは、少女漫画「なかよし」の中の話だけだと本気で思っていた。←回りは圧倒的に「りぼん」派だった!

思えば、自分でも鬱々していた中高生時代だったと思う。

それでも中学生の時、

母に「その伸びた髪どうにかしてきたら?」

と言われて、しぶしぶ行った近くの美容室。

担当してくれた女性の美容師さんは、今思えば、きっと元ヤン笑

スカートは断然床スレスレの長めとおっしゃっていたので爆

当時、私のヘアスタイルは、肩下ミディアムくらいのボサボサ頭をひとつに束ねてた感じだったと思う。

「どんな感じにしよっか?長さどれくらい切る?」

元ヤン美容師さんが、そう聞いてくれたけど

特にやりたい髪型もなければ、長さも特に決めてなかったので、

「特に決めてないからお任せでいいです。」

そんな風に答えたと思う。

元ヤン美容師さんは、私の頭をチェックしてから←多分、頭皮の状態や生えグセ、毛流れなどを見ていたんだと思う。

元ヤン美容師さんが切り進めていく途中に何度かたわいもない会話をしたと思うけど、特に覚えてない。

ただ、わぁ、何か短くなってんなー…

そんな風に見てたと思う。

「できたよ〜こんな感じ!」

声をかけられて、バックスタイルを鏡で見せられた。

今でいう、ショートボブの私がいた。

トップにボリュームが出て首元がタイトになり、なんだか分からないけど

なんかいい感じだった。

似合ってるとかそんなことは分からないけど、自分の感覚として、何かいい感じだった。

美容室の帰りは、なんだか清々しかった。

気持ちも軽かったのを覚えている。

後から分かった事だけど、鬱々していた私の頭皮、どうやら円形脱毛ができていたらしい。

本ヤン美容師さんは、束ねてばかりの頭皮環境改善の為、束ねなくても良いスタイル。

そして円形脱毛が分からないように、うまくカバーしてカットしてくれていた。

美容室の帰りは、何か嬉しい。

美容室に行った日は、鏡をたくさん見てしまう。

「髪を切ることで気持ちが変わる」

この経験は、私にとってとても大きな出来事でした。

それから私は、この美容室に通い始め、高校卒業まで、私は元ヤン美容師さんに髪を切ってもらっていました。

「私も今の自分を変えたい。変わりたい。」

そう思い始めたのもこの頃だったと思う。

そして、元ヤン美容師さんに、美容師になるにはどうしたらいいのか?と、通ったときには質問するようになっていた。

元ヤン美容師さんが、働きながら通信で美容師免許を取ったと聞いたので、同じ道に進むことにした。

元々学校という場所が好きではなかったのと、大勢でワイワイしてるのが苦手だったので、昼間の学校は気が進まなかった。

さらに調べると、働きながら夜間学校に行くと半年早く国家試験が受けれるという事が分かった。

早く社会に出たかった。

早く美容師になって、働きたかった。

美容師になったら、新しい自分に生まれ変われるような気がしていたから。

元ヤン美容師さんが、私の心を変えてくれたように。

私が私自身が一番変わりたかった。

今までの自分と全く違う新しい自分に。

社会が美容師の世界が、いかに厳しいかも知らず。

でも、私の美容師の原点はここにあったと思います。

でも確かに、私は美容師としての人生を選んだ事で

間違いなく変われたと思います。

ここからどう変わっていったかは、またいつかのブログで書こうと思います。

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