おクセを活かした黒髪ボブ。

『一度もカットせず夏を乗り越えちゃいました笑』
とおっしゃられていたお客様。
前回お会いしたのは夏前だったので、初めてご来店されてから今回が一番長さが出ていました。
大切なタイミングをお任せ頂けるのは、本当に嬉しいしよりやりがいを感じながらハサミを持つことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ボブから肩ラインまで伸びていたので、冬服に合うようにあごラインまでカット。
毛先の無造作感は、ご自身のおクセを活かしたスタイリング。
いわゆるクセ毛、またエイジングによるうねりのある髪は、乾燥&パサつきが目立ち、ただただ広がってボリュームが出てまとまらない…😢
印象もバサっとした感じで、エイジングを増した印象になっててしまいます。
お肌と一緒で髪も大切なのは水分補給とツヤです。
おクセのカールは、パーマのカールよりも乾燥しやすいので水分を足した髪にアウトバストリートメントでしっかり潤いチャージした後、
さらにムース&オイルをもみこみ、握りながらドライ。
毛先が潤いのある状態までドライしたら、さらにオイルを揉み込んでカールをキープ。
黒髪ボブも無造作な動きがあるだけで、垢抜けたオシャレなボブに🤗
こちらのお客様は、kicoにご来店頂くまでは自分のおクセがお悩みで何年もストレートアイロンでひたすらストレートにスタイリングされていました。
髪質が柔らかくおクセも柔らかいので、ストレートアイロンでの熱ダメージがある状態でした。
(カラーされてなかったので、まだ保ててる状態でした)
おクセを活かすスタイリングをご提案し、逆にパーマを施したことで左右対象にスタイリングができるようになり、
ショートからボブまで長さを出すことができるようになりました。
『私にとったらものすごい変化というか革命でした。』と、後々お客様から言われたのですが、
クセを活かす提案をしてもらったのが初めてで、とにかくびっくりしたと言われました。
旦那さんからもスタイルを褒められたりと、さらにヘアスタイルに対して前向きになったとおっしゃられました。
『今までは鏡を見て少しでも左右が違ってたり、髪がハネてたりうねったりすると落ち込んでたけど、クセを活かすスタイルやパーマをし出してから、
まっこんな日もあるよね。とその日のヘアスタイルを受け入れられるようになったんです。』
お客様はおっしゃられました。
顔も左右対称ではないように、髪も生えぐせやエイジングの変化で左右のバランスが取りにくくなってきます。
新しいヘアスタイルを取り入れることで、自分のエイジングの変化を受け入れ、その自分も肯定できるようになると、今日を生きやすくなるのではと私は思っています。
エイジングに対して抗いたい、なんとかしなければと思う気持ちでいっぱいになると、とてもしんどくなってしまいますよね…。
ワクワクしていた美容室が、いつのまにかエイジングをなんとかする為だけに行くお店になっている…
私自身もその葛藤を抱えながら、エイジングに抗いながら受け入れて、そしてワクワクできる自分にもなりたい…
色んな気持ちを抱えながら生きてる当事者です。
だからこそ、そんな自分自身をちょっと好きになれる。
頑張ってんじゃん。
褒めていいじゃんって。
自分を肯定できるようなヘアスタイルをご提案できるような美容師で私はいたいと思っています。

